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どうも遊び人の景(かげ)さんこと、不破景虎です。
皆さんは日々仕事をしていると、様々な面で仕事の不満が生まれてくるのではないでしょうか?仕事内容、給与面、人間関係など数えだしたらキリがありません…
不満なことが積み重なってくると頭の中で「転職」という事が頭をよぎると思います。
因みに私は常にこの二文字が頭をよぎってます(笑)
今回は転職における「メリット」と「デメリット」を比較していきます。
転職のメリット
【1】パワハラやセクハラなどの人間関係から解放される

ほぼ毎日顔を合わせる上司や同僚との人間関係で悩むのは仕事をする上で一番辛いですよね。
仕事上のトラブルはその後のフォロー次第では終わりが見えてきますが、人間関係では自分か相手が人事異動や退職をしない限り終わりが見えてきません。
最初は仕事と割り切って我慢が出来たとしても段々と精神的に拒絶するようになり、「出社拒否」や最悪は「うつ病」を発症してしまう恐れがあります。
そうなる前に転職は職場での人間関係を一旦リセットしてリスタートできるといった大きなメリットがあります。

私は前職で上司から3時間説教されたことがありますが、そのときはさすがに辛かったです
【2】年収アップ(スキルアップ)のチャンスがある

まずはこちらの資料をご覧ください。

各年代の平均年収をまとめた資料になりますが、皆さんの年収と比べて如何でしょうか?
平均年収より高い年収の方もいれば、低い方もいると思います。
仕事には「やりがい」も大切ですが、そこばかりを重視しすぎて金銭面で日々の生活に支障が出てきてしまっては本末転倒と言えます。
転職をおこなうことで、現在勤めている企業よりも好条件の企業に就職するチャンスがあります。

仕事をするのはあくまで給料を貰う手段であり、目的ではありません
【3】長時間労働から解放される

日本の労働時間は「労働基準法 32条」にて、原則として「1日8時間、週40時間以内」と定められています。
36(サブロク)協定にて時間外労働が認められてますが、「月45時間、年間360時間」までと法律で定められています。
例外として臨時的に残業をさせる事が出来ますが、それでも「年間で720時間(休日労働を含めると最大960時間)」になります。
過労死ラインが病気や精神障害が発症する1か月前から発症時点までの残業時間が「100時間」、もしくは発症する2~6ヶ月前から発症時点までの1か月あたりの残業時間が「80時間」とされています。
過労死とは過度な長時間労働や残業を強いられた結果、「脳疾患」や「心不全」などによる急激な体調の悪化に伴う突然死のことを言います
上記を超えるまたは同等の労働環境の方は、転職をおこなうことで長時間労働から解放され、体調不良を未然に防ぐなどのメリットがあります。

企業はあなたに何かあっても何もしてくれません。だからこそ自分のことは自分で守る必要があります
【4】新しい職種や業界へ挑戦できる

転職をすることで現職から新しい職種や業界へ挑戦することが出来ます。
就職活動時には企業を選ぶことは出来ても、配属先までは自分で選ぶことは出来ません。
異動願いも出しても自分が希望する配属先に異動出来るかは中々難しく、新しいことに挑戦したい場合には転職は大きなメリットになります。
転職のデメリット
転職をすることで今までの環境が変わり、心機一転仕事を始めることができるので希望に満ちているかと思います。
しかし、転職を行うことへのデメリット(リスク)も存在します。
【1】人間関係の再構築

転職はパワハラなどの人間関係から解放されるメリットがありますが、転職先で人間関係を再度構築する必要があります。
しかも、転職先での人間関係が必ず上手くいく保証はなく、下手すると前職よりも上手くいかないリスクがあります。
【2】給与が下がる可能性がある

転職をおこなう事で年収アップさせることは可能です。しかし、それは同じ業種や業界に転職をした場合が多いです。
未経験な職種や業界へ転職する場合は給与が下がる可能性があります。
ある程度は年齢や今までの社会人経験を考慮して貰えることもありますが、未経験な職種や業界では給与をアップさせることは難しいです。
【3】転職先の倒産

転職した企業が倒産してしまうというリスクがあります。
現職の企業より、規模(資本金や年商)が小さい企業への転職を考える際には注意が必要です。
せっかく転職に成功しても転職先が倒産してしまっては、また振出しに戻ってしまいます。
もちろん、規模が小さくても健全な企業は沢山ありますし、大企業だからとって必ずしも倒産しないというわけではありません。
しかし、不景気や天災などに直面した際に資金面で体力がある大企業よりも中小企業の方が倒産してしまう確率が高いと言えます。
【4】無職(収入0)の期間が出来る

転職は職場を変えることですから、当然今務めている会社を辞めなければいけません。
在籍中に次の転職先を決める事が出来れば問題はありませんが、次の転職先が決まる前に退職をしてしまうと「無職(収入0)の期間」を過ごすことになります。

失業保険の申請をしても退職理由が自己都合の場合、給付まで2ヶ月ほど給付制限があり、注意が必要です
まとめ
このブログを読んで頂いているということは、何かしら転職に興味を持たれている状況かと思います。
転職には大きなメリット(可能性)がありますが、その陰でデメリット(リスク)も潜んでいることも忘れてはいけません。
今回は「転職のメリットとデメリットの比較」について解説致しました。メリット・デメリットを基に転職を決意されるかどうか、じっくり考えてみることがおススメですが、中々結論が出ない方はとりあえず転職サイトに登録だけしてみてはいかがでしょうか?


転職活動は人生を決める大きな出来事です。これからも皆さんの転職活動の参考になればいいなと思います。

では、次回の記事でまたお会い致しましょう!

この記事は以下のような人がオススメ!!
・転職におけるメリットとデメリットを知りたい
・転職の第一歩を踏み出したい
・転職をするかどうか迷っている